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2006年3月 4日 (土)

市町村合併のさびしさ

 先日、わが家に宮崎県の延岡市市民課から手紙が届きました。手紙の内容は「合併に伴う本籍の表示変更について」でした。

 ただ今、日本中で市町村合併が続いています。わたしが住んでいる市も先日、隣の町を編入合併しました。わたしは今回の「平成の大合併」のような安易な自治体の合併には反対です。役所職員の減少や市町村域の拡大によるサービスの低下を招くことが何よりの問題で、さらに合併に伴うへんてこりんな自治体名も問題です。

 さて、わたしの元来の本籍地は「宮崎県東臼杵郡北方町」でした。昨年の豪雨で、町役場が水没した町です。わたしがここで生活したことはなく、父の故郷と言うだけです。せいぜい盆や正月に訪れる程度で、もう20年以上足を運んでいません。しかし、わたしのルーツであるので、遠く離れた愛知県で生活しながら、本籍地は変えてきませんでした。
 今回の平成の大合併では、北方町も多分に漏れず、平成18年2月20日に北浦町と共に隣の市の延岡市に編入合併しました。合併してもわたしの本籍地が消えてしまうわけではありませんが、自分の本籍地は「延岡市ではない」という思いがあり、「東臼杵郡」という名称が消えてしまうことにさびしさを感じます。

 本籍地を置いているだけのわたしがさびしさを感じると言うことは、日本中の消えてしまった自治体の住民のさびしさはさらに大きなものでしょう。ましてや、変な名前で生まれ変わった自治体の住民の思いはどのようなものでしょうか。

 今年、自動車の免許の書き換えがあります。わたしの本籍地も新しいものに換わってしまいます。

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